サークルRedemption作品「イノセント ドール」の紹介

サークルRedemption作品「イノセントドール」の紹介

ゲーム

2014/12/25

記事の詳細

このページの目次

1 概要
2 イノセントドール
3 総評

概要

今回は私の知り合いがサークル活動を行っている“Redemption（リデンプション）”のソフト「イノセントドール」の紹介をします。

このサークルは主にいわゆる百合作品のオリジナルビジュアルサウンドノベルを制作しており、イノセントドールはその第2作となります。

第1作となる「煉獄少女」は“コミックマーケット 85”で配布され、好評だったようです。
こちらは現在、DLsite.comでダウンロード販売されているのでよかったら見てください。

「Redemption」オフィシャルウェブサイト

イノセントドール

「煉獄少女」と同様に、本作もサウンドノベル形式で進行していきます。

音無紫苑サークルRedemption作品「イノセントドール」の紹介

主人公の少女“音無紫苑”は“アンティーク街”と呼ばれる西洋風な街で暮らす大学二年生の一人暮らし。

橘桔梗サークルRedemption作品「イノセントドール」の紹介

バイト先となる“喫茶クロウサギ”のマスター“橘桔梗”はおっとりとした男性で、他人とのコミュニケーションが少し苦手な紫苑を気遣ってくれる大人の雰囲気が漂う人です。

そして、そのバイト終わりの帰り道にふと聞こえた自分を呼ぶ声…。
その声に導かれて辿りついたのは寂れた“人形専門店”。

カトレア・マーリンサークルRedemption作品「イノセントドール」の紹介

中に入ると、うさ耳の付いた店主であり魔術師の“カトレア・マーリン”が歓迎してくれました。

マーリンの説明によると、現実と空想の狭間にあるこの人形専門店に入るには結界が張ってあり、辿りつくだけの理由を持った人間だけしか入れないと。
そして、マーリンは紫苑の持つ無自覚の願望を成就してくれるとのこと。

リリィサークルRedemption作品「イノセントドール」の紹介

そこで紹介された“リリィ”は人間とは見分けの付かないほど精巧なドールでした。

“イノセントドール”と呼ばれる特殊なこのドールは無自覚の願望を叶えるため、パートナーとしてサポートをしてくるそうです。

しかし、力を借りるにはイノセントドールと契約をする必要があります。

覚悟を決めた紫苑は、自己意識を持つドール“リリィ”と共に友達として、パートナーとして、紫苑の無自覚の願望を叶えるため二人の共同生活が始まります。

総評

イノセントドールは他にも存在し、ある人物もイノセントドールをパートナーに迎えています。

BGMも作品の雰囲気と合っており、リラックスした状態で進めます。

ただシナリオ少々盛り上がりに欠けます。
多少の拙い部分もありますが、贔屓目に見ても中々の出来栄えだと思います。

当初、百合作品と聞いていたので、百合に興味の無い私はあまり気乗りはしませんでした。
ですが、実際にプレイしてみると想像していたものとは違い、大切な友達を思う純粋な作品でした。

男の言う百合＝レズプレイだと思っていたので、認識を改める良い機会になりました。

Redemptionの次回作は「煉獄少女」の続編になるとのことなので、完成した際には手に取ってみてください。