SEOではやり方を変える勇気が求められる。過去の成功体験は捨てるしかないのだ。

Web

2014/07/24

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このページの目次

1 概要
2 まとめ

概要

たまには本職であるWebの話を届けたいと思います。今回はSEOの話です。

SEOとは、検索エンジンの順位で上位に表示するために「最適化」を行うための知識や技術の事を指します。

過去の成功体験

過去の成功体験というのは、麻薬のようなものです。非常に気持ちが良く、そこに逃げたくなります。

また同じ事をすれば成功、と自分に言い聞かせるのです。これはSEOに限定された話ではありません。

ですが、Webの話で言えばSEOで過去に成功した人というのは、こういった思考回路に陥りやすいような気がします。

アルゴリズムがアップデート

米検索最大手のGoogleでは、常日頃から検索エンジンのアップデートを行っています。検索エンジンを利用するユーザーがより良い情報に素早く辿り着けるように、検索順位を判断するアルゴリズムに改良を加えているのです。

昨日まで上位に表示されていたページが、一気に下位の順位になってしまうのは珍しい事ではありません。

仮にアフィリエイトサイト、通販サイトで生活していて順位が下がれば、それは死活問題と言えます。

同じ方法は通用しない

これは後述しますが、同じ方法は徐々に通用しなくなります。被リンクSEO？コンテンツSEO？確かにそれはSEOで一時代を築いたものだと言えます。

しかしながら、様々な業者が同じ手法をとれば、評価に差がなくなってきます。これはわかりきった事実です。

そこで、脳内麻薬が効いている人は「自分だけは特別だ」と考えます。明確に感じるわけではありませんが、そのような思考になってしまうのです。

自分のやり方を捨てる

自分のやり方を一度捨てるのは、とても勇気のいる事です。プロであれば、そして、SEOでアフィリエイトで食べているのであれば尚更です。

自分のやり方を捨てるのは、これまでの自分を捨てる事、ひいては自分自身を否定する事でもあります。

もちろん、本当のところは自分を否定しているわけではないと思うのですが、プロであればある程、否定していると感じてしまうのです。

しかしながら、前述したようにペンギンアップデート・パンダアップデートと、Googleの検索エンジンが変化しているのは事実です。

評価の仕組みが変化しているのであれば、評価される側にも変化・成長が求められるのは当然だと言えます。

目的は自分を保つ事ではない

ここで忘れてはいけないのは、自分を保つ事を目的としてSEOをアフィリエイトをしているわけではない、という事です。

自身のページの順位をアップさせるために、売上のために、食べていくために努力をしている事は忘れてはいけません。

むしろ、自分で自分を否定できる人間の方がカッコ良いと思いませんか？そうでなければ、人間という生き物は成長できません。

確かに下手に変えてしまうと、もっとダメになってしまうかもしれません。しかしながら、放置しても現状は変わらないのです。

まとめ

言語化すると陳腐な感じがしますが、検索エンジンは人間に近づいているという話は有名です。

検索エンジンは所詮はロボットですが、私達人間が見て「良いページだ」と判断するのに、近づいているというわけです。

上位に表示されるためには、人が見ても良いページだと思われるようなページ作成を心がける必要があります。

そのために、一度自分の成功体験を捨ててみませんか？