概要

突然だが、ロボットが嫌いな男子はいないだろう。
もしいたとしても、それは極少数なはずだ。

子供の頃に見たゲームやアニメのロボットに魅かれ、今なおそのロボット達の魅力に惹きつけられている人は少なくない。

それが切っ掛けでロボット工学を専攻した人もいるだろう。

リアルでのロボットの開発技術も今と昔とでは雲泥の差がでるほど進歩しており、完成のニュースが出る度に驚かされる。

昔からある身近なロボットといえば、自動販売機だが、最近ではお掃除ロボットなども割と身近なものになっており、ゆっくりとだが人間の生活にとけ込んできている。

だが今回はリアルでのロボットのことではなく、二次元やホビーでのロボットについて紹介していく。

ロボットのプラモデル

最近注目を集めている2次元のロボットといえばWii U向けのゲーム『ゼノブレイド クロス』に登場する【ドール】だろう。

本作はRPGだが、ドールは戦闘の他に移動手段としても利用でき、空を飛べたり、バイクのようなフォルムに変形して地上を高速で移動できる。

また、ドールはフロムソフトウェアが発売している『アーマード・コア』シリーズのように自分好みにカスタマイズも可能だ。

コトブキヤからは既に「ドール」のプラモデルの発売も予定されており、現在監修中とのこと。

コトブキヤといえば、オリジナルのホビーロボットプラモデル『フレームアームズ』シリーズを展開しており、シリーズのキットなら互換性があり、様々なカスタマイズが可能だ。

もちろん、プラモデルなので手を加えることで他社のプラモデルのパーツを取り付けたり、好みの色に塗装もできる。

5月中にはフレームアームズを擬人化した新シリーズ『フレームアームズ・ガール』の発売も予定されており、こちらもフレームアームズと互換性がある。

コトブキヤではゲーム『アーマード・コア』のプラモデルも発売しており、『V.I.（ヴァリアブル.インフィニティ.）』シリーズを発売している。
こちらもシリーズ間なら互換性がある。

プラモデルといえば、やはりガンダムの『ガンプラ』だろう。ガンプラは様々な規格があり、互換性もあるものと無いものがある。

価格も手頃で組立ても簡単なので、男子なら誰もが一度は組み立てただろう。

しかし、近年ではロボットものに限らず、プラモデルを一度も組んだことが無いという中高生から20代も少なくなく、少々寂しさを感じる。

ゲームでのロボット

ゲームでのロボットといえば、PS3やアーケードで人気の『ガンダムVS.』シリーズや多種多様なロボットが集結する『スーパーロボット』シリーズが上がる。

少し濃いところになると上記で紹介した『アーマード・コア』や『バーチャロン』、『重鉄騎』、アーケードの『ボーダーブレイク』を思い浮かべるのではないだろうか。

他にも『ガングリフォン』シリーズ、『ギガンティックドライヴ』、映画『パシフィックリム』のゲームなどが上がる。『Z.O.E ANUBIS』も忘れてはならない存在だ。

ロボットゲームといえば、ガンダムのゲームが多種多様な展開をしており、プレイしたことがなくてもタイトルは知っているという人もいるだろう。

なぜ男子はロボットに魅かれるのか？

ゲームやホビーだけでもロボットものは多数存在する。
ではなぜ、こんなにもゲーム・アニメなどのロボットに男子は魅かれるのだろうか？それはロボットが”遠いSF”であるところだろう。

“近いSF”であるミリタリー関係（銃や兵器など）は知れば知るほどひとつひとつにストーリーがあることに気付き、もっと知りたいという知的欲求を満たせる。

対して、現実ではありえない”遠いSF”であるゲーム・アニメのロボットは”ありえないからこそ”無茶な設定でも想像力を掻き立てられ、自分専用機体やキャラクターの専用機体など好き勝手な妄想がしやすい。

多少ベクトルは違う方向になるが、根本的にあるものは”カッコイイ！”という感情で理論的なものは後から付いてくる。

そのため、なぜこんなにもロボットに魅かれるのかという問いに答えを出すのは正直難しい。

もしかすると、【ロボット＝強い】という人間には無い強さを持つ姿に憧れているのかも知れない。

そして、なぜ”近いSF”と表現したのかというと、銃や兵器は現実にあるものだからだ。しかし、本物に触り、操縦したという人は少数になるだろう。

身近だが、簡単には触れられないものであり、SFの定義も「宇宙船」や「宇宙人」が登場するものだけがSFではないため”近いSF”と表現してみた。

まとめ

世代やその時放送されていたアニメによって印象に残っているロボットが違うのも面白い。

衛生放送などでモノクロの「鉄人28号」を見ていたという世代もいるだろう。「ダグラム」や「イデオン」、「ボトムズ」といったサンライズ作品は今なお根強い人気がある。

もちろん女性でもミリタリーやロボットものが好きという人もいるが、やはりその数は多いとは言えない。

個人的に印象に残っている二次元のロボットといえばやはり「ガンダム」だが、「アーマード・コア」や「バーチャロン」も捨てがたい。

初めてバーチャロンの筐体を見た時は2本のスティックのみで操作するということで驚いたことを20年近くたった今でも覚えている。

バーチャロンは今年2015年で20周年となる。
何か企画を考えているようだが、やはり新作を期待したいところだ。

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