違う！仲間にしたいモンスターランキングに異議アリ！ドラクエ5や6を元に作るべきでは？

2014/09/1

記事の詳細

このページの目次

1 概要
- 1.1 1位がスライムナイトという結果に
- 1.2 キングスライムとはぐれメタルがいない
2 まとめ

概要

ドラゴンクエストに関する記事で、下記の記事が話題になっている。
最も役立つ? 「ドラゴンクエスト」で仲間にしたいモンスターランキング

ドラゴンクエストシリーズの人気システムの一つに「モンスターを仲間にする」というものがある。

ドラゴンクエスト5から導入されたシステムで、勇者の資質、愛の心を持った主人公によってモンスターが倒されると、モンスターが立ち上がって仲間になってくれる、というもの。

当然、仲間になったモンスターはパーティーに加える事が可能で、一緒に戦う事ができる。

モンスター特有の「とくぎ」を使う事が可能で、相手として戦った時は強敵だったモンスターも一緒に戦ってくれるとなれば心強い。中には、貴重な「とくぎ」を使えるモンスターもおり、下手な人間キャラクターよりも強い。

仲間モンスターシステムは、5以降の6でも採用されて、人間キャラクターとモンスターキャラクターの中からパーティーに選ぶメンバーを決める必要があり、頭を悩ました。

ドラゴンクエスト6では、例外ではあるものテリーに倒されてアークボルトに幽閉されていたバトルレックスの「ドランゴ」を仲間にする事ができた。ドラゴンは基本能力が非常に高く、息系の特技やザオリクを習得する強力なモンスターだった。

当時は、ポケットモンスターのブームの影響も強かったが、スピンオフ作品である「ドラゴンクエストモンスターズシリーズ」は、この「仲間モンスターシステム」が参考になっている。

このドラクエモンスターズは、今やスマートフォンアプリでもプレイする事が出来て、スーパーライトはDL数700万を突破した超人気作品である。

1位がスライムナイトという結果に

このランキングでは、1位がスライムナイトという結果だった。正直に言って、異論はあまりない。

ドラゴンクエスト5をプレイした人間にとって、スライムナイトこと「ピエール」が中盤から終盤にかけてどれだけ重宝するのかわかっているためだ。

回復呪文である「ホイミ」を唱える事が可能で、ナイト（騎士）なだけあって重装備も可能で防御力も高い。

万能タイプのモンスターである事から、主人公を劣化させたようなステータスが魅力的である。

ドラクエ5では、終盤では主人公の子供達や、更に強力なモンスターが仲間になる事から、スタメンからは外れがちなものの、サブメンバーとしての活躍が期待される。

キングスライムとはぐれメタルがいない

スライムナイトを含めて、上位5位まではスライム系のモンスターが占める結果となった。しかしながら、キングスライムとはぐれメタルがいない事に驚きだ。

キングスライムは、名前の通りスライムの王様で、こちらもドラクエ5から登場した。メダル王の城周辺に出現するモンスターだ。

スライムが8体集合する事により、スライムの王様になる事ができる。ザオラルやべホマラーと言った回復系呪文を覚えて、更に最大HPも高いのが魅力的だ。素早さのステータスが低いのが難点だが、それでも前線で活躍できる。

はぐれメタルについては、もはや説明する必要がないように思える。はぐれメタルを倒す事でさえ苦労するものの、そのはぐれメタルを仲間にするとなれば、難易度は更に上昇する。

しかも、仲間になる可能性があるモンスターが同時に出現した場合は、最後に倒したモンスターが対象となるため、倒せる可能性は低くなる。

私がドラクエ5で仲間にしたのは「グランバニアの洞窟」で、同時に出現する事の多いメッサーラをうらめしく思ったものだ。

まとめ

このランキングを見て思ったのは、「仲間にしたい」という表現を使っているものの、どちらかと言えば「モンスターズ」を対象にした内容になっているように思える。

モンスターズの方は、登場するすべてのモンスターが仲間になる可能性があるし（一部例外あり）「仲間にする」という表現が適切のような気がしない。

ツッコミどころの多いランキングではあったが、今一度仲間モンスターシステムを思い返すためのキッカケにはなった。