概要

年々スペックが上がっていくスマホ。
その進化スピードはPCと同等かそれ以上になってきており、従来機種では負荷が重すぎると思われていたスマホゲームも快適にプレイできる時代になっている。

分かりやすい部分で言えば高画質なグラフィックが挙がるが、個人的にも恐ろしいと思うのがスマホ版PUGB（PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS）やFortnite（フォートナイト）といった10年～5年前のPCでは負荷が厳しいオープンワールドゲームがスマホ用に調整しているとはいえ、それらが当たり前のように遊べていることだ。
今までは一部のゲーマーが好んでプレイするジャンルだったFPS・TPSもスマホで数多くリリースされており、海外のように老若男女問わずFPS・TPSをプレイする時代に突入した。

そのため、スマホゲームでもより上手く強くなりたい、効率よくプレイしたいというスマホユーザーが増えてきた。
今回はそんなスマホゲームプレイヤーが手軽に使用できるゲームグッズ・アクセサリーを紹介する。

スマホで使用できるゲームグッズ・アクセサリー

ゲーミングパッド LRボタン

ゲーミングパッド LRボタン

様々なメーカーから発売されているスマホにLRボタンを追加するゲーミングパッド。
そのほとんどがスマホ本体をLRボタンのクリップで挟んで使用するというものになっている。

PUGBや荒野行動など使用できるゲームは少ないが、このLRボタンを追加することで移動しながらの射撃などが行いやすくなる。
“感応式”と”ボタン式”の2タイプがあり、この辺は好みが分かれる。

マップ画面など見えにくくなる部分がどうしても出てくるのでUIの調整は必須だ。

また、注意したいのが強化ガラスの保護フィルムをスマホに貼っている場合、このクリップで破損する可能性がある。
予め強化ガラス保護フィルムを剥がしておくか、クリップで挟む力加減を自分で調整するしかない。
強化ガラスに比べて強度は落ちるが、薄い保護フィルムを変わりに貼るのが良いだろう。

価格は¥500～¥1300程度。

ゲーミングパッド ジョイスティック

ゲーミングパッド ジョイスティック

こちらも様々なメーカーはら登場しているスマホ用のジョイスティック。
スマホ用のLRボタンと同じくクリップでスマホ本体を挟んで使用するというもの。

主に移動やカメラ・視点移動に使用するもので、意外と使用できるスマホゲームは多い。
レースゲームとも相性が良いグッズだ。

指で画面を押しながら指をスライドさせるのは地味ながらも疲れる動作なので、これがあるだけでも疲労が軽減される。

タッチパネルの感度に影響を受けやすいので、製品やスマホによっては動かない場合もある。
また、指をどかせば見える画面も見えなくなるといったデメリットもある。

吸盤タイプも存在するが直ぐに剥がれるなど安定性に欠けるので避けるのが無難だ。

価格は¥800～¥1000程度。

ジョイグリップ

ゲームパッド ゲームハンドル ハンドル付き 2種類セット

スマホ本体を両サイドから挟んで使用するジョイグリップ。
横持ちでスマホゲームをプレイする場合、手の平で挟みつつ指の力だけで持つ必要があり、手が大きいプレイヤーは特に疲れが出やすい。

グリップを追加することで安定性が増し、負担もかなり軽減されるので、家庭用ゲームコントローラーに慣れたプレイヤーはこれだけでも買って損は無い。
この手のグッズは携帯ゲーム機でも登場しており、各社ともノウハウがあるので大ハズレにはなりにくいだろう。

ものによってはジョイスティックと合体したタイプも存在する。
デザインにもよるがLRボタンを追加するゲーミングパッドも使用できるので、フル装備にすることでかなり快適にゲームをプレイできる。

ただし、スマホケースは使用できないものがほとんどなので、ジョイグリップを装着した状態でスマホケース替わりにするのも手ではあるが、サイズがサイズなのでポケットにはほとんど入らなくなる。

価格は¥1000～¥2000程度。

Bluetooth ゲームコントローラー

PXN-6603 Bluetoothコントローラー

スマホに使用できるBluetooth ゲームコントローラー。
PCで使用するゲーミングパッドをスマホでも使用できるようにBluetoothが搭載されている。
ドローンのカメラ画面を映しつつ操作するのに使用されることもある。

デザインは色々存在するがプレイステーションのDS（デュアルショックコントローラー）のような見た目のものや、Xboxのコントローラーに似た形状が多い。
家庭用ゲーム機になれたプレイヤーは一番手に馴染むグッズだろう。

スマホを挟み込むタイプやコントローラー中央のスタンドでスマホを固定するタイプがある。

ただタップ前提で操作するスマホゲームではBluetooth ゲームコントローラーは未対応な事も多い。
価格もピンきりで、安いものは壊れやすく、高いものは耐久性や性能が良いが相応の出費を覚悟する必要がある。

外に持ち運ぶ場合はコントローラー丸々1個を持ち運ぶことになるので、バッグは必須だ。

価格は¥1400～¥8000程度。

PS4コントローラー用 スマホマウントホルダー

MyArmor PS4用 コントローラクリップ

PS4コントローラー用 スマホマウントホルダーはその名の通り、PS4のDS4（デュアルショック4）をスマホで使用できるというグッズ。
Androidスマホのみ対応しており、ケーブルとDS4を接続することでスマホゲームで使用できるようになる。

角度調節もできるので自分の見やすい角度でゲームをプレイできる。
折りたためばいくらか持ち運びもしやすくなる。（それでも大きいが…）

スマホの機種によっては動作せず、“OTG機能対応”のXperiaシリーズであれば動作する可能性はある。
DS4を所持していること前提ではあるが、価格も¥1000前後なので試しに購入してみるのも良いだろう。

価格は¥800～¥1300程度。

ゲーミングイヤホン・ヘッドホン

ゲーミングヘッドセット PS4 ヘッドホン

周囲の環境音を塞ぎつつ、ゲーム内の音や楽曲に集中するのであればイヤホン・ヘッドホンは欠かせない。
イヤホンも昔と比べて性能が上がっており、画像のゲーミングイヤホンはマイクを追加することでヘッドセットとしても使用できる。

最近のスマホではイヤホンジャックが廃止されてきており、特にUSB type-C搭載機種はUSB type-C対応イヤホンでないと対応していないことがほとんどだ。
プラグが主流のゲーミングイヤホンやヘッドホンをUSB type-C搭載機種で使用する場合は変換コネクタが必須だ。

iPhoneやiPadもイヤホンジャックの廃止に伴い、Lightningコネクタで接続できるイヤホンや変換コネクタが登場している。

イヤホンやヘッドホンの性能もピンきりなので、最初は手の届く手頃な価格のもので試して、より音にこだわるなら高いヘッドホンに手を出してみるのも良いだろう。

イヤホンを装着するだけでも世界が変わるので音ゲー・リズムゲームなどをプレイするなら是非とも試して欲しい。

価格は¥1000～。

まとめ

歩きスマホは言語道断だが、腰を据えてスマホゲームをする場合は落下の心配は少ないはずだ。
とはいえ、紹介したグッズの大半はスマホケースを装着した状態では使用できないのでスマホの落下には注意しよう。

ゲームアプリそのものに課金するのも良いが、アクションゲームやFPS・TPSを中心にプレイするのであればアクセサリーにもこだわってみよう。
より快適に楽しくスマホゲームがプレイできるようになるはず。

ものによっては長く使用できるので、壊れる頃には十分元が取れるかもしれない。

人によってはスマホゲームを長時間プレイしたことで指が固まることがある。
それを防ぐためにもグリップ位は用意しておくことをオススメする。

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