レベルファイブ、海外に新会社「LEVEL-5 abby」設立

ゲーム

2015/10/15

記事の詳細

このページの目次

1 概要
2 社名について
3 日本でもまだまだ好調
4 まとめ
5 リンク

概要

株式会社レベルファイブと株式会社電通は、2015年10月1日に「妖怪ウォッチ」や「ダンボール戦機」といったレベルファイブ原作のコンテンツの海外クロスメディア展開専門の新会社「LEVEL-5 abby Inc.」の設立を公式発表。

今年8月に米国サンタモニカに設立されており、北米でのクロスメディア展開の第一弾として現在国内で大ヒット中の「妖怪ウォッチ」が現地時間となる10月5日より放送が開始となる。

同作品の人気キャラクターのジバニャン、ウィスパーの名前はそのままで、主人公のケータくんは、”ネイサン・アダムス”に、フミちゃんは”ケイティ”という名前に変更されている。

その後、「ダンボール戦機」や「スナックワールド」といったアニメ、おもちゃ、漫画、音楽、ライブショー等々、様々な形で展開されていく。

社名について

プレスリリースによると、「LEVEL-5 abby」の「abby」は、 a が「all」「anything」から、bby は「hobby」からのなる複合造語とのこと。

すべてのホビーを統括するという意味で、「レベルファイブ」ではなく「アビー！」と気軽に呼んで貰いたいという意味が込められているそうだ。

既に「妖怪ウォッチ」は海外向けの公式サイトも公開されており、2015年10月8日から11日まで開催される「New York Comic Con」、通称・コミコンでも出展されるようだ。

日本でもまだまだ好調

最近では妖怪ウォッチブームは過ぎ去ったと巷では言われ始めているが、今年7月に発売された「妖怪ウォッチバスターズ赤猫団/白犬隊」の売上は既に100万本を達成しており、12月5日にはWii U向け「妖怪ウォッチダンス JUSTDANCE スペシャルバージョン」が発売される。

また、12月19日にはアニメ版妖怪ウォッチの劇場版・第2弾となる「映画妖怪ウォッチエンマ大王と5つの物語だニャン！」も全国公開される。

2016年には、「妖怪三国志」や新サービスとなる「妖怪大辞典」、「妖怪ウォッチゲラポリズム」、「妖怪ウォッチ3」などまだまだ大攻勢が続く。

さすがに勢いは多少下降しているものの、まだまだブームの最中といっても良いだろう。

まとめ

妖怪ウォッチは既に韓国での展開に成功しており、レイトン教授シリーズはヨーロッパで日本以上の大ヒットをしていたりとレベルファイブのコンテンツが海外でも十分通用すると思われる。

北米で妖怪ウォッチが成功するかは分からないが、これまでの実績からみて十分期待が持てるのではないだろうか。

2016年冬以降にはハズブロより玩具が発売開始予定となっており、ホビー展開も気になるところ。

スナックワールドも海外展開を視野に入れているようなので、今後もレベルファイブの展開に期待が高まる。