RPGの歴史を辿れる「Evoland」のiOS版がついにリリース！ファイナルファンタジーとゼルダの伝説の印象が強い？

2015/02/12

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このページの目次

1 概要
- 1.1 FFとゼルダの伝説に影響を受けている！？
- 1.2 作者のゲーム中コメントが面白い
2 リンク

概要

2013年頃から話題になっていた「Evoland」のiOS版がついに2015年2月3日にリリースされた。

年が明けて2015年になったので、2013年と言えばもう2年も前の話である。この「Evoland」が何故話題になっていたのか、公式のコメントを紹介したいと思う。

『Evoland』は、あなたをゲームの進化をたどる旅へと連れて行ってくれるPRGアクションアドベンチャーゲームです。

ゲームを進めながら、テクノロジー、システム、（徐々に高画質になっていく）グラフィックをアンロックして、モノクロから３Dグラフィックへ、ラウンド制バトルからリアルタイムアタックへ。様々なユーモアと昔ながらのゲームの要素が詰まった『Evoland』でアドベンチャーゲームの進化を体感しよう。

このゲームは、「Evoland」という同一の作品の中で、グラフィックやシステムが進化していくのである。

最初は白黒のドット絵で始まるものに色がつき、ポリゴンRPGとなって、最終的にはかなりのグラフィックスのゲームにまで進化する。

ナンバリングタイトルで作品を追う毎にテクノロジーが進歩していくのが当たり前なのだが、同作の中で進歩していくのは珍しい事だ。

よく言われるのが、RPGでもアクションゲームでも、ゲーム内でできる事が増えていくと別物のゲームになる、という表現だ。

最初は走れなかったのが速く走れるようになり、いつの間にかビルの高さぐらいまでジャンプできるようになり…と確かにゲーム内で別物のゲームになるような事はある。

しかしながら、文字通り同作の中で進歩していく姿は、まさしくRPGの歴史を追っている感覚なのではないだろうか？

FFとゼルダの伝説に影響を受けている！？

ゲームの進化と言っても、様々な方向性がある。このゲームはファイナルファンタジーとゼルダの伝説に特に影響を受けて、そこに向かって進化していく内容になっている、と紹介されていた。

オールドゲーマーへのラブレター。ゲームの歴史をたどるRPG『Evoland』レビュー

作者のゲーム中コメントが面白い

グラフィックやシステムはゲーム内でアイテムを入手する事で進化していく。つまり、システムそのものを入手していくのだ。

移動に関しては、最初は「右」にしか移動できないものの、最終的には全方位に移動できるようになる。

攻撃ボタンやモンスターなども入手していくのだが、このシステム入手の際の作者のコメントが中々に面白い。

「2Dアクション」を入手した時は「いいね、にげることはできないぜ！」
「16ビットカラーディスプレイ」を入手した時は「ヤバイ！カラーだ！」など、プレイヤーに気持ちを代弁してくれているのだ。