PS4にあの名作「ファイナルファンタジーⅦ」が登場！…※リメイクではありません。

ゲーム

2014/12/12

記事の詳細

このページの目次

1 概要
2 ファイナルファンタジーⅦ インターナショナル for PC
- 2.1 インターナショナル版追加要素
- 2.2 インターナショナル for PC
3 まとめ

概要

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)がアメリカ・ラスベガスにて2014年12月6日に、“PlayStation Experience”を開催した。

本イベントでは、今後発売される予定の新作タイトルを多数発表。
その発表の中で「ファイナルファンタジーⅦ」がプレイステーション4(PS4)向けに移植されることを発表した。

本作はリメイクではなく、公開されたトレーラーをみる限り、「ファイナルファンタジーⅦ インターナショナル for PC」と同様の移植に見える。
2015年春にリリース予定だが、日本での展開については不明なようだ。

Final Fantasy VII – PlayStation Experience Trailer | PS4

ファイナルファンタジーⅦ インターナショナル for PC

「ファイナルファンタジーⅦ」はプレイしたけど、“インターナショナル版”は未プレイというユーザーも少なくはないだろう。

インターナショナル版には追加要素があったが、“インターナショナル for PC”には更に追加要素が加わっている。

日本で発売されているファイナルファンタジーシリーズのインターナショナル版は、“アメリカ版”を逆移植したマイナーチェンジになる。

インターナショナル版追加要素

プレイステーションで発売された本作では、オリジナル版のセーブデータを引き継ぐことが可能だ。

追加内容はイベント、ムービーが追加収録され、新たにマテリアとアイテムが追加された。他にもデータ上は存在していたが入手手段がなかった武器も入手可能になった。

ゲームバランスも変更されエンカウント率が下がり、「てきのわざ」の一部の魔法が弱体化した。

敵モンスター「マジックポット」は攻撃だけで倒すことが不可能になり、エリクサーを与えない限りダメージを与えられなくなった。

フィールドには出入り口などにマークを付ける機能を追加。

メニューのマテリア付け替え画面では「クイック」機能が付き、メンバー間での交換などが可能となったことで、マテリアが装着しやすくなった。

ゴールドソーサーのスノーボードのミニゲームがティファ、シドでもプレイ可能になっている。

更に、強力な敵「ダイヤウェポン」、「ルビーウェポン」「エメラルドウェポン」が登場。

付録のCD-ROM「ファイナルファンタジーVIIパーフェクトガイド」では、各地のマップなどの情報や開発中のスクリーンショットなどを鑑賞できる。

インターナショナル for PC

PC版となる本作でも“インターナショナル版”の追加要素に加えて、新たな要素が加わっている。

ダウンロード専売商品となる本作は、高解像度に対応し、日本語以外に英・仏・独・西語でもプレイ可能だ。

特定の条件を達成すると獲得できる「アチーブメント」という“実績”や“トロフィー”のような機能が追加。

アチーブメントを獲得すると特殊アイコンが付与される。

そして、ストーリーだけを楽しみたい人向けの「ゲームブースター」が追加。
いわゆる“ゲーム内チート”で、パラメータを全てMAXにしたり、戦闘中だけ自動的にHP/MP回復し、ATBやリミットブレイクゲージを急増させることが可能。

時にはイラつくこともある“エンカウントなし”も可能だ。
そして、ムービー・イベントを含めた、ほぼ全てを5倍の速度にアップできる。

まとめ

今回、PS4向けに発表された「ファイナルファンタジーⅦ」は上記の「インターナショナル for PC」の移植作になるだろう。

ファンとしてはリメイクを期待していただけに少々ガッカリな内容だが、インターナショナル版を未プレイのユーザーはこれを機に遊んでみても良いだろう。

今回の移植を機に「COMPILATION of FINAL FANTASY Ⅶ」に新たに外伝が加わる可能性もある。

「FINAL FANTASY XV」の今後の動向も気になるところ。
続報に期待しよう。