【ハゲ・薄毛の原因】乾燥性・アトピー性脱毛症

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2013/11/7

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このページの目次

1 概要
2 まとめ

概要

ハゲ・薄毛の人は皮脂性の頭皮という事は様々な記事で書いてきましたが、その逆である乾燥肌・アトピー肌の人も、薄毛になりやすい事が近年わかりました。

これまでの「脂っぽい人はハゲる」というイメージとは違うのですが、実は乾燥肌の人も毛根そのものは脂で詰まっている事が多いのです。

いくら乾燥肌やアトピー肌の人とは言え、多少は皮脂があります。しかし、頭皮が乾燥している事により、毛根の皮脂が上手く抜けないのです。

皮脂っぽい頭皮でも薄毛になり、乾燥肌の頭皮でも薄毛になってしまうというのは、やはり薄毛というのは何とも難しい問題です。

今日は、乾燥型・アトピー型のハゲ・薄毛について掘り下げていきたいと思います。

乾燥型

皮脂っぽい人が薄毛になりやすいのは有名ですが、実は乾燥肌の人も薄毛になりやすいのです。頭皮の脂分が極端に少なく、乾燥していてザラザラしている状態。

皮脂がハゲ・薄毛になりやすいのは有名な話ではありますが、では、そもそもなぜ人間の頭皮は脂っぽいのでしょうか。

それは髪の毛が育つ上で「皮脂」というのがとても重要だからです。皮脂っぽい頭皮には良いイメージがありません。
ベタベタしていますし、何より皮脂はハゲ・薄毛の原因だと考えられているからです。

過度な皮脂はハゲ・薄毛を引き起こしますし、見た目もベタベタしているように見えますが、最低限の皮脂は必要なのです。

皮脂の「脂肪酸」という成分は、細菌の感染を予防してくれる働きもあり、逆に乾燥肌の頭皮は細菌から守られていない状態となっています。

細菌を多く持っている頭皮は、必然と毛髪が育ちにくい環境になってしまいます。

ですので、乾燥してザラザラしている頭皮は、毛髪が育つ環境としては不十分と言えるでしょう

シャンプー

乾燥型の人はシャンプーで過度な洗髪をしている可能性があります。市販のシャンプーは髪に良くない成分も多分に含まれているため、少量を揉み込むように優しく洗うようにしましょう。

シャンプーそのものは刺激の強い成分が含まれているものではなく、オーガニック系のシャンプーを使った方が良いと思われます。

また、一日に複数回の洗髪は禁物です。乾燥肌・アトピーの人は普段脂がないせいか、汗・皮脂を感じると何回も顔を洗ったりシャンプーをしたりしますが、その皮脂は乾燥肌から守る大切な成分なのです。

ドライヤー

これは絶対ではありませんが、ドライヤーで乾燥させるよりも自然乾燥させた方が良いかもしれません。ドライヤーの熱は洗髪時の水分を乾かすだけではなく、頭皮を乾燥させてしまうためです。

しかし、現代人や若者にとってドライヤーは重要なアイテムです。いつも自然乾燥出来る程の時間がないケースもありますし、ヘアースタイルのセットでは、ドライヤーは手放せませんよね。

そんな時は、出来るだけ直風を避け髪の毛に優しく風を当てるように乾かして下さい。最近では、風力の強いドライヤーが市販されていますが、弱い風でも十分髪を渇きます。

また、熱風ではなく冷風で乾かすと、頭皮だけではなく髪にもダメージが少ないです。

育毛剤

皮脂性の頭皮と比較すると、乾燥肌の人の方が外部の刺激には敏感です。前述したシャンプーやドライヤーもそうなのですが、実は育毛剤自体の刺激に耐えられないケースもあります。

髪を生やすために育毛剤を使用しているのに、乾燥肌が刺激に耐えられないためハゲ・薄毛を促進してしまうのです。

ですので、頭皮を保湿させてから育毛剤を使用すると良いでしょう。

育毛剤を使用して、頭皮が余計に赤みを帯びたりザラザラしたりしたら、その育毛剤はあなたの頭皮には合っていないので、使用を控えるようにして下さい。

まとめ

今回はこれまでのイメージとは違う、乾燥肌のハゲ。薄毛について考えてきました。皮脂性の頭皮がハゲ・薄毛になりやすいのは世間一般のイメージとして持っていたのですが、乾燥肌もハゲ・薄毛に繋がってしまいます。

皮脂そのものは人間に悪影響を与えるものではなく、とても大切な成分なのです。

皮脂が本当に必要のない成分であれば、進化の過程で人間からは消えているはずです。皮脂があるという事は、それが何かにとって必要だという事です。
ただ、それが過度に出てしまうと問題なだけだったんですね。

乾燥肌の人は、「どんなシャンプーを使うのか」「過度にドライヤーを使用しない」など、日頃から頭皮のケアに気を付けるようにして下さい。

そして、乾燥肌のケアを行ってから育毛剤を使用するようにしましょう。