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通販サイト・ショッピングモールの比較まとめ

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2016/04/5

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通販サイト・ショッピングモールの比較まとめ

このページの目次

概要

ネットが普及してから何年も経ち、誰もがパソコンやスマートフォン、果てはゲーム機でネットを楽しめる時代になりました。
それに伴い、色々なショッピングモールも普及してきており、自宅に居ながら誰でも自由にショッピングを楽しめるようになりました。
地元では手に入りにくい製品を入手できる機会も増えたことで、それまでマイナーだった製品が知られるようになり、食品や衣服などは常に何かしらが流行っています。

つい最近まではオークションが流行っていましたが、最近ではショッピングモールを利用して、自分で出店する人も増えてきています。
今回は出店する側の視点も含めて、各ショッピングモールを比較していきます。

EC業界全体の市場規模

拡大し続けるEC市場

まず、「ECサイト」とは、商品やサービスをインターネット上に存在する独自運営のウェブサイトで、それらを販売するサイトのことを指します。

ネットを利用したオンラインショッピングは、今や定番のショピング方法として定着しており、トレンドの移り変わりが非常に早いです。
昨日注目されていた商品が次の日には売れず、別の商品が注目されるなんてことは当たり前。

そんなEC業界は一体どの程度の規模があるのでしょうか?

経済産業省は年に1回、「電子商取引に関する市場調査」を発表しています。
2015年度版では消費者向け電子商取引における市場規模は12.8 兆円となり、前年比14.6%増と拡大。
つまり、全体で見れば、オンラインショッピング市場は今なお拡大し続けているといえます。

富士経済が発表した「通販・e-コマースビジネスの実態と今後2014-2015」において、2013年は通販市場が7兆7634億円(前年比113.8%)でしたが、そのうちEC市場は5兆7065億円と全体の7割以上を占めていました。
2016年には市場全体が10兆5352億円(2013年比135.7%)と更に拡大し、EC市場は8兆4321億円と全体の8割を占めると予測しています。

海外におけるEC市場

海外では中国をはじめアジア圏を中心にEC市場は拡大しています。
経済産業省発表の「電子商取引に関する市場調査」2015年度版において、中国向けの越境EC市場は前年比53%増の1.2兆円となりました。
日本の6倍もの市場規模を持つ中国は、当たれば大きい市場ということもあって、様々なメーカー各社が中国市場へ参入しています。

特にアジアやアフリカなどの発展途上国は、徐々にネットが使用できる環境が増えてきており、現在は小規模でも将来的に成長する可能性が高いことが伺えます。

各モールやシステムのシェア

年々拡大しているEC市場の中で、特に日本国内でシェアを持っているのがAmazon楽天です。
誰もが一度は利用したことがあるのではないでしょうか?

楽天の運営する「楽天市場」は多数のショップが参入しています。
その市場シェアはEC市場全体の27.0%楽天が発表しており、流通総額は約2兆6749億円に上ります。
対して、AmazonはEC市場全体の約14%に留まっています。

ですが、両社を比較する上のであれば、それぞれビジネスモデルが違うためシェアではなく流通総額を比較する必要があります。
Amazonは流通総額を公開していませんが、「wired」で掲載された記事では、トム・スクータックCFOはアマゾン経由で販売された商品のうち、外部の出品者が販売しているものが39%を占めたと語っています。

販売商品の約4割が外部の出品者、つまりマーケットプレイス経由で買い物しているということなのです。
「アマゾンの日本売上高は7300億円」と報道発表されていますが、あくまで”販売商品の約4割”なのでそのままの数字は適用できません。

しかし、当時の為替レートなども考慮するとAmazon流通総額は1.1兆円程度になるのではないか?という考証もされており、流通総額では同規模もしくはそれに近い数値を保っていることが伺えます。

モール型と独自店舗型の違い

モール型

EC業界には主にモール型独自店舗型があります。
モール型は楽天市場やYahoo!ショッピング、DeNAショッピング、ポンパレモールなどが挙げられます。

企業が用意した市場に店舗を一ヶ所に集めて集客を狙います。
様々なジャンルの商品を用意できるため、多くのお客がサイトに訪れます。

モール側は主に各店舗をサポートしつつ、月額利用料金や売上料金の一部などを利益にしてサイトを運営します。

利用料金や手数料が高めで売上の低い店舗はモール内の店舗を維持するだけで結構な金額がかかります。
実店舗ほどではないにしろ、これが結構な痛手になります。

ですが、決済方法やサポートは充実しており、利益を上げるためにはどうすれば良いのかを一緒に考えてくれます。

独自店舗型

対して、独自店舗型はStores.jpやBASEを筆頭に人気があります。
無料でネットショップを開設でき、毎月の維持コストがモール型を比べても非常に安価で済みます。

サイトのデザインも自由度が高く、テンプレートでそれなりのもにはなります。
HTMLやCSSの知識があれば、更に自由度が高くなります。

一方でサポートらしいサポートは少なく、マーケティングや広告、集客などは一から全部自分たちの手で行う必要があります。
ですが、集客に成功し売上が上がれば、その分利益も大きく増えます。

少ないリスクでネットショップを運営できますが、利益を上げるには知識と経験が非常に重要になってきます。

Amazon.co.jp

amazon
Amazon.co.jp

特徴

世界最大規模のショッピングモール「Amazon.co.jp」
積極的に値引きされ、送料も一部を除き無料かつ発送も早いというユーザーにとっては最強レベルのショッピングモール。

最早利用したことが無い人の方が少ない位に有名で、購入するだけでなく、様々な人が出店しています。

基本料金

大口出品サービス 小口出品サービス
月間登録料:4,900円(税抜)+販売手数料(8%~45%) 基本成約料:100円+販売手数料(8%~45%)

メリット

出品には大口出品者小口出品者の2種類があり、新規の場合は大口出品者で登録する必要があります。
利用料・手数料は安いので、販売する商品をしっかりと選定すれば利益を上げやすいショッピングモールであると言えます。

また、在庫をAmazonに預けて、Amazonが配送まで行ってくれるフルフィルメントサービスも行っています。

デメリット

ユーザーは「Amazonならなんでもある」という認識で利用するのでアクセス数が非常に多い反面、Amazon自身が安く販売しているものは売れにくいというデメリットがあります。
また、マーケットプレイスを利用しているユーザーは、Amazonで買い物をしているという認識で購入する方が多いので、店名を覚えて貰いにくいという傾向にあります。

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amazon出品サービス

楽天市場

楽天
楽天市場

特徴

様々なショップと価格を比較しやすいのが特徴の「楽天市場」
楽天が販売するものよりも出店者の方がジャンルや種類が多く、買い物をするごとに楽天市場を含めた様々な所で利用できる「楽天ポイント」が付加されます。

基本料金

メガショッププラン スタンダードプラン がんばれ!プラン ライトプラン
月額出店料 100,000円×6ヶ月分
=600,000円
※6ヶ月ごと2回払
50,000円×6ヶ月分
=300,000円
※6ヶ月ごと2回払
19,500円×12ヶ月分
=234,000円
※月年間一括払
39,800円×3ヶ月分
=119,400円
※3ヶ月分一括払
初期登録費用
60,000円
初回お支払い金額合計(税別) 660,000円 360,000円 294,000円 179,400円

メリット

広告などのプロモーションが強く、利用するユーザーは多いというメリットがあり、店名を覚えて貰いやすくするための工夫が随所に施されています。
初期登録費用の60,000円は高額ですが、キャンペーンなどによっては無料になることもあります。

デメリット

制約が多く、モール側だけに有利な条件を度々掲示してくるため、ケンカ別れになる店舗も少なくありません。
出店する場合、料金プランが少々複雑で、最終的には1商品あたり10%程度の販売手数料となる事が多い傾向にあります。
また、オプションや楽天内の広告、楽天ページの作り込みなどのサポートを受けられる反面、コストが高く、短期で売上を伸ばすことよりも長期的な目線で考える必要があります。

売上の良い店舗を優遇する傾向にあるため、資金・時間・人材をつぎ込める人向けと言えるでしょう。

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出店・開業案内 トップページ

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピング

特徴

Yahoo!が展開するサービスのひとつ「Yahoo!ショッピング」
オークションサイト「ヤフオク!」との比較もでき、楽天市場と似たシステムが採用されています。
そのため、あまり苦もなくシステムに慣れることでしょう。

基本料金

初期費用 無料
月額システム利用料 無料
売上ロイヤルティ 無料
Tポイント原資負担 2.5~16.5%
(2.5%は必須 : 1%はストアポイント、1.5%はボーナスポイント充当分※)
アフィリエイトパートナー報酬原資 1%~50%(1%は必須)
アフィリエイト手数料 アフィリエイトパートナー報酬原資の30%

メリット

初期費用、月額システム利用料、売上ロイヤルティ、決済サービス基本手数料が無料となっており、出店費用をかなり抑えることができます。
ただし、商品が売れた時にその商品に付加されるTポイントの費用、広告などのアフィリエイト報酬は出店者側が支払う必要があります。

また、商品数も20万件登録が可能なので、大量出品にも向いています。
楽天市場と同じデザインテンプレートが使えるのもメリットと言えるでしょう。

デメリット

基本的には検索エンジンからの流入がメインになり、目的買いのユーザーが利用する傾向にあるため、大きく売上に繋がることはなく、まずまずといった感じ。
そのため、数で勝負するモールとなっており、出品数が少ないと利益に繋がりにくいです。

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出店トップ

DeNAショッピング

DeNAショッピング
DeNAショッピング

特徴

少しずつではあるものの勢いを伸ばして来ている「DeNAショッピング(旧ビッダーズ)」
auショッピングモールmixiモールの中身もここで、auかんたん決済を利用することができます。
スマートフォンのブラウザに特化したサイトデザインになっており、売上げの約80%がスマートフォン利用者から発生しているとか。

基本料金

アドバンスト6ヶ月プラン アドバンスト1年プラン ライトプラン
月額出店料 ¥56,000 ¥50,000 ¥16,500
入会金
60,000円
成約時手数料 5% 5% 6%
出品上限数 3,000 3,000 500
契約期間 6ヶ月 1年 1年

メリット

出店の料金プランに関しては楽天とあまり変わらないようです。
他のモールと比べて力は弱いため、出店者側に不利な内容を掲示することは少ないです。
販促機能は楽天とほぼ同じで、縦長のページを作って売っていきます。

auショッピングモールの影響力が強く、スマートフォンを利用する20代から30代の男女を狙った商品を展開できればしっかりと売上に繋がることでしょう。

デメリット

まだまだ知名度が低く、大きな売上には繋がりそうにないです。
システムが少し不便で、商品をカテゴリごとに分けられないため、管理が少々面倒です。

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出店TOP

ヤマダモール

ヤマダモール
ヤマダモール

特徴

家電量販店・ヤマダ電機のショッピングモールとなる「ヤマダモール」
ヤマダ電機の会員なら貯めた「YAMADAポイント」を使ってショッピングができます。

基本料金

ライトプラン プレミアムプラン
月額出店料 ¥10,000 ¥50,000
メルマガ 月間31回無料 月間93回無料
システム利用料 5% 5%~2.5%
ポイント利用負担費 3.0% 3.0%~0.0%
お支払い 半年分一括払 半年分一括払
出品上限数 30,000 無制限
契約期間 半年 半年

メリット

販促企画やページ構築などは楽天市場と似ており、既に楽天市場の方を利用しているユーザーはあまり苦もなく利用できるでしょう。
家電はもちろんのこと、食材や生活必需品なども売れ行きは良く、貯まったYAMADAポイントを使い切りたいユーザーがよく利用します。

プラン的にも楽天に似ており、月の費用とマージンが比較的安く、参加店舗数も少ないためアピールしやすい環境になっています。

デメリット

参加店舗数が少ないということはヤマダモール自体の知名度はあまり高くなく実績不足なのは否めません。
2店舗目、3店舗目としては微妙なところです。

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出店のご案内

ポンパレモール

ポンパレモール
ポンパレモール

特徴

リクルートが運営する「ポンパレモール」は、リクルートグループの様々なサービス(じゃらん、ホットペッパー、ゼクシィなど)と連携しており、リクルートグループで使用できる「リクルートポイント」が付加されています。
コンビニ大手のローソンとも提携しており、「Pontaポイント」も貯めて、使うことができます。
また、リクルートポイントをPontaポイントに交換することもできます。

基本料金

月額(税別) ベーシックプラン 29800円
初期費用(税別) \20,000
売上手数料 2.50%
ポンパレポイント付与 3%
契約期間 6ヶ月
商品登録数 20,000点

メリット

出店する場合、商品登録など店舗構築のシステムは楽天に近いため、あまり苦戦することなく登録できるでしょう。
2店舗目、3店舗目の候補として入れても良いかもしれません。

初期費用と月額手数料などは掛かりますが、広告費が無料で、専任のスタッフが無料で様々な販促プランを提案してくれます。

デメリット

サポートはしっかりしているものの、全体的に集客力や出店数はまだまだ弱く、今後の展開次第では期待できるモールです。

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ポンパレモールへの、新規ご出店・ご参画についてのお問い合わせ

Qoo10

Qoo10
Qoo10

特徴

日本・シンガポール・インドネシア・マレーシアなどアジアを中心にサービスを展開しているジオシスグループの「Qoo10」
アプリやゲーム、ルーレットなどで「スタンプ」を貯めるとクーポンが貰うことができ、安く商品を購入することができます。
レビューを書いたりしてもスタンプが貯まるので、大半の商品にユーザーレビューが付いています。

ショップ
レベル
商品価格
20,000円未満 20,000円~50,000円 50,000円以上
一般 12% 11% 10%
優秀 10% 9% 8%
パワー 9% 8% 7%

メリット

ユーザーがスタンプ獲得のためにレビューを付るので、自然と商品の転換率が高くなり、商品の価格訴求が強くなるというメリットがあります。
反面、質の良い商品でもレビュー内容によっては商品価値が下がる可能性もあるというデメリットもあります。

初期費用・固定費などは無料で、販売手数料(成約手数料)は最初は高めですが、ショップの実績や販売した商品の価格帯が高くなるにつれて販売手数料も下がっていきます。
そして、連動サービスを利用することでamazon.com、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、他のモールと連動させて在庫管理もできます。

海外への発送も請けおっているので、海外での展開も視野に入れるのであれば検討する価値は十分あります。

デメリット

やはり、知名度の高さがネックになります。
日本国内ではそこまで知名度は高くないですが、海外の販路でそこはカバーするしかありません。
また、海外のお客様とトラブルになった時に、やり取りが大変になる可能性もあります。

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Qoo10販売ガイド

Stores.jp

Stores.jp
Stores.jp

特徴

株式会社ブラケットが運営する「Stores.jp」は無料でオンラインショップをオープンすることができます。
登録も面倒な手続きもなく簡単なのも人気の理由です。

基本料金

フリー プレミアム
ご利用料金 無料 \980/月
アイテムの公開 5つまで 無制限
クレジットカード決済手数料 5% 5%
アイテム画像追加 4枚 12枚

メリット

クレジットカード決済が無料で利用でき、月額980円のプレミアムプランを選択すると上限なしの商品登録やアクセス解析、クーポンの発行やメルマガの配信などもできます。
カード決済導入時の初期費用・月額固定費用は一切かかりませんが、クレジットカード決済手数料に5%かかります。

Stores.jpでは、プロカメラマンによる商品撮影サービス商品の保管・発送代行サービス、集荷依頼サービス、ストアボタン作成サービスを無料で行ってくれます。
より効率よく、クロリティの高いサイトにしたいのであれば活用していきたいサービスです。

デメリット

こういったオンラインショップは複数存在し、審査も無く手軽にオンラインショップをオープンすることができる反面、大手モールのようなサポートは得られないため、経営ノウハウや全体のデザインなどができないと素人感丸出しのサイトになってしまいます。
基本的にはハンドメイド商品を販売したい、経験を積みたいといった人に向いています。

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Stores.jp TOP

メルカリ

メルカリ
メルカリ

特徴

近年勢いを伸ばしているフリマアプリ「メルカリ」
良くも悪くも知名度が高く、話題に挙がることも少なくありません。

注意したいところは「オークション」ではなく、「いらなくなったものを安価で売る」をコンセプトに作られており、定価以上の売買が禁止されています。
そのため、新古品・中古品をメインに取り扱う人向けとなっています。

基本料金

ご利用料金 無料
出品料 無料
販売手数料 10%
売上振込手数料 \210(毎月15日、末日振込)

メリット

会員登録料・月会費・カード手数料は一切掛かりませんが、販売手数料10%が加算されるのでそれも含めた価格設を考える必要があります。
上手く設定できれば手数料分だけ損せず、大きく売上を伸ばせます。 独自の発送方法としてヤマト運輸と提携した「らくらくメルカリ便」があります。
A4から160サイズまで全国一律の送料、宛名書き不要となっており、ヤマトの営業所へ持っていく必要があります。

デメリット

あくまで個人同士での売買を主としていますので、広告やサポートなどは期待できません。

また、メルカリ自体がスマホアプリ専用となっているため、出品からやり取りまで全てスマホかタブレットで済ませる必要があります。
値下げ交渉も頻繁に行われるので、それらの対応などにも注意を払う必要があります。

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メルカリ

おちゃのこネット

おちゃのこネット
おちゃのこネット

特徴

月額540円から気軽に始められ、テンプレートが豊富の「おちゃのこネット」共用ドメインプラン、独自ドメインプランがあり、展開に合わせてプランを選択できます。 また、共用・独自でそれぞれ機能の制限もなく利用できます。

基本料金

機能 共用ドメインプラン 独自ドメインプラン
初期費用(税込)
0円
月額(税込) 540円 2,160円
販売手数料
無料
サーバー
不要
商品登録可能数 5,000点 最大30,000点まで(要追加プラン)
モバイル対応 有料OP(540円/月) 有料OP(1,080円/月)
スマートフォン対応 有料OP(540円/月) 有料OP(1,080円/月)

メリット

共用ドメインプラン、独自ドメインプラン関係なく商品を登録でき、商品登録数5000個など余裕を持って経営できます。
用意されているテンプレートは、シンプルなものから可愛いものまで揃っており、サイトデザインができない人でも使いやすくなっています。
ショップの上部ヘッダー部分の画像素材もテンプレートから選ぶことができ、自分なりにアレンジ可能です。

デメリット

共用ドメインでは月額費用が安いものの、独自ドメインでは月額費用が大幅に跳ね上がります。
携帯用ショップやスマホ用ショップを作る場合は新たに追加プランの契約が必要になります。
また、帳票発行売上分析のためのツールも別オプション(月額540円)となっており、コストがどんどん増えていきます。

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おちゃのこネット

カラーミーショップ

カラーミーショップ
カラーミーショップ

特徴

GMOが展開するサービスのひとつで、申し込みから3分程度でネットショップを開設できる「カラーミーショップ」
月額1,332円から開設でき、最初の30日間は無料で利用できます。
商品登録数はプラン共通で無制限で登録できます。

基本料金

プラン比較表 スモール レギュラー ラージ
月額利用料金(税込) 1,332円 3,240円 7,800円
初期費用(税込)
3,240円
販売手数料(税込)
無料

メリット

スマホアプリ対応なのでスマホでも運営でき、ドメインの取得も無料です。
画像・動画・音源・プログラムなど、デジタルコンテンツの販売も可能なので、新しいビジネスにも活躍しそうです。
ダウンロード販売に対応しているところはほとんどないので大きな強みとなります。

デメリット

やはりショップの宣伝は全て自分で行う必要があるため、開始当初の売上は厳しいものです。
サポートもほとんどないため、集客や販促ノウハウが無い人はこういった面で大変です。
また、外部システムと連携させる場合、データのダウンロードが固定テンプレートになるため、使い勝手が悪いです。
そのため、小規模なショップ寄りのサービスが中心になっています。

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カラーミーショップ

BASE

BASE
BASE

特徴

無料でネットショップを開設できるのが強みの「BASE」
無料でありながら、機能面が充実しており、ネットショップサービスのパイオニアとも言える存在。
また、デジタルデータのダウンロード販売ができる数少ないサービスです。

基本料金

月額利用料金
無料
初期費用(税込)
無料
決済手数料 ・3.6%+\40(クレジットカード決済、コンビニ決済、銀行振込)
・6%(後払い決済)

メリット

初期費用・月額費用0円が非常に魅力的で、独自ドメインも無料で設定できます。
オリジナルのショップロゴを作成する機能や写真撮影の代行もしています。
商品登録数も無制限で行えるので無料で行える範囲が広いのがメリットです。

デメリット

やはり、宣伝や広告のノウハウが無いと中々商品が売れず、お客がサイトにすら訪れないという状況になってしまいます。
また、テンプレートを選択してページを組み立てるタイプなので簡単な一方で、HTML・CSSの知識が無いと味気ないサイトになってしまいます。
なにより、HTMLが使用できないのも手痛いところ。
そのため、小規模でも良いからネットショップを初めてみたい、という人向けのサービスになっています。

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BASE

筆者が実際に使用してみた感想

おちゃのこネット

まず、月額料金の安い「おちゃのこネット」は、商品をカテゴリライズして管理できるので、複数のシリーズ商品を管理しやすくなっています。
スマートフォンサイトとも連動して在庫を変動させることができるので、基本的に在庫管理はPC版をメインに設定します。
CSV対応ですが、独自のものになっているため、楽天やYahoo!のものはそのまま使い回せません。

HTML・CSSに対応しているので、WEB製作の経験のある人なら問題なく扱えますが、逆にHTMLを知らないと商品の登録は出来てもページ内の文章が詰めた状態になってしまうなどの可能性があります。
サイトデザインなどはテンプレートが用意されているので、色鮮やかな素材を使用すれば、それなりに見れるサイトに変化します。

独自店舗型のため、マーケティングやリサーチ、集客などは全て独自に行う必要があり、結構な労力と時間を要します。

決済方法が豊富で、楽天ID決済やYahoo!ウォレット決済に対応させれば大きな強みとなります。
ただし、それぞれに申し込む必要があるなどの手間もあります。

フリーページではアイディア次第で様々ページにでき、比較的自由度の高いECサイトとなっています。

DeNAショッピング

次に「DeNAショッピング」は商品設定こそ簡単ですが、店舗内でカテゴライズできないので、出品した商品を探す時が不便です。
また、在庫数を0にして表示することができず、一時的に出品を取り消す形で管理することになります。

各商品の在庫表は、バリエーションがあるものであれば、予め用意されている表組みに入力していきます。
一度作ってしまえば見やすい表になりますが、1つの商品に10種類以上のバリエーションがある場合は、20×20マスの表組みを使います。
例えば11種類ある場合は、20×20の表組みで記入して行かないと10×10マスでは全ての種類が入らず、やり直しになります。

サイトデザインはテンプレートにハメていくものなので、あまり自由性はなく、どの店舗も似たようなサイトになります。

auショッピングモールにも同時に出品できるので、実質的な販路は2倍になります。
HTMLを覚えていなくても、それなりに形にはなります。

楽天市場

最後に楽天市場は登録できる画像数がプランごとに異なります。
“使用できる状態になっているのに使ってはいけない”という状態で、楽天側から注意を受けて初めて知ったなんてことも。

商品はカテゴライズ設定ができますが、一定数を超える場合はカテゴリの中にサブカテゴリを作っていきます。
種類が多い場合は、サブカテゴリの中に更にサブカテゴリを作るなどの工夫が必要になります。

在庫管理は、CSVに対応してはいるものの、追加オプションなので月額料金が発生します。
売上がまともにない場合は、これだけで赤字になってしまいます。

店舗のトップはテンプレートから選択して、画像を入れていきます。
商品ページは文字数制限があるため、あまり長い説明は掲載できません。
それもあって、商品ページはどこの店舗も少しさびしいものになっています。

良くも悪くも売上の良い、経済的にパワーのある店舗ほど比較的手軽に管理することができます。

まとめ

自分でお店を持ちたいけどそこまでの資金が無いという人は、ショッピングモールに出店することを検討してみてはどうでしょう?
とはいえ、オークションほどの気軽さは無く、店舗デザインや管理方法などの知識も必要になります。
モール利用料や販売手数料などのコストも継続的に掛かるため、長期的な目線で考えないといけません。

ですが、続けることでショップの知名度が上がり、最終的には売上に大きく繋がる可能性もあるため出店を検討する価値は十分あります。
是非参考にしてみて下さい。

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