西村ひろゆき氏・堀江貴文氏登壇 電子商取引問題研究会 シンポジウム生中継
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インターネット社会を牽引してきたとも言える、2ちゃんねる創始者のひろゆきと、ライブドア創始者のホリエモンをゲストに、現代のインターネットおける問題点を議論する。
兼ねてよりこの二人は仲が良く、ホリエモンはひろゆきの事を「2ちゃんねるのひろゆきとは馬が合う。」と言っていた。
この二人に共通しているのは、コンテンツ志向ではなくプラットフォーム志向であるという事だ。
その一番の成功例は2ちゃんねるであり、掲示板というシンプルなプラットフォームだけを用意しておけば、コンテンツはユーザーが勝手に生み出してくれる。
また、他にも共通している部分がある。テレビから嫌われている事や、警察の捜査対象になった経験がある事など、挙げればキリがない。
今回の放送では様々な議題が取り上げられたが、その中でもネットでの誹謗中傷や情報漏洩についてだ。
おそらくだが、この二人は個人レベルで言うと、こういう議題には興味がない。というより、これまで語り尽くしている事で、あえてここで語らなかっただけかもしれないが、個人レベルで言うとどうでもいいのだ。
ここで言う個人レベルというのは、あの二人が定めている自身であり、それは私達のような一般市民の定規では計れないのかもしれない。
誹謗中傷については、「面白おかしくしてくれる分には全然構わない」と述べていたし、破産歴や犯罪歴の情報がWeb上に残ってしまう事についても「自分でした事なのだから仕方ない」と述べていた。
2人の天才はいつもの如く「らしさ全開」だったが、この意見が一般人にとって参考になるかどうかはいささか疑問が残る。
しかしながら、非常にハイレベルな放送内容であった事は確かだ。