概要

ドラゴンクエスト6で大魔王デスタムーアの右腕として、裏の世界「ろうごくの町」を支配していた「アクバー」の上位種が登場。

本編では、アクバーはボスとして登場したが、デーモンキングは通常モンスターとして登場した。通常モンスターと言っても、ボスモンスター「アクバー」の色違いモンスターなだけあって、かなり強力な特技とステータスを誇っており、手こずった人も多いモンスターだ。

DQMSLでも、優秀な特技は健在。また、数少ない純正「ザオリク」持ちモンスターとしても重宝する事だろう。

「ザオリク」以外の特技も、Sランク「アクバー」が覚える特技も優秀なので、器用なモンスターだと言える。

極めつけは特性である「ドルマ系のコツ」だ。呪文主体のモンスターにとっては、もはや呪文コツの特性を持っているのは当たり前という風潮になりつつあるが、アクバーが覚える「ドルモーア」の威力が上がって、使用回数が増えるのは非常に魅力的である。

ステータス

デーモンキングLV80時のステータス



高い水準にあるのがHP640と防御力410、そして賢さ381である。素早さが248とかなり低いものの、「ザオリク」要員にする可能性も残っているため、一概に悪いとも言えない。

それよりも、少し心配なのが最大MPが296しかない点である。

特性に「コツ」を持っているモンスターは最大MPが低い傾向にあるため、ドルマ系のコツを持っているデーモンキングの宿命とも言えるが、せっかく「イオナズン」「ザオリク」といったドルマ系以外にも優秀な特技があまり使用できないという事だ。

「ドルモーア」を使用するのみであれば、消費MPが半分になるため、296でも十分過ぎるステータスだろう。

また、デーモンキングは耐性が素晴らしく良い。メラ系・ヒャド系・ギラ系を半減、イオ系を無効にする。バギ系とドルマ系が等倍で、デイン系が弱点だ。

デイン系が弱点であるため、「ギガデイン」「白くかがやく光」には注意したい。特に、「ギガデイン」に関しては、覚えるモンスターが少ないものの、食らってしまえばかなりのHPを持っていかれる事だろう。

デイン系にさえ注意すれば、メラ・ヒャド・ギラ半減、イオ無効というのは優秀な耐性なので、ちょっとやそっとでは死なないだろう。

ガチャ・リセマラ当たり度

闘技場、クエストの両方での活躍が期待できるモンスターのため、当たりの部類だ。

おすすめ特技

何度も言うように、デーモンキングは特技が非常に優秀だ。デーモンキング固定の「イオナズン」「ザオリク」はどちらも使えるし、転生前のSランク「アクバー」は「ドルモーア」と「漆黒のツメ」を覚える。

特にアクバーの「ドルモーア」に関しては、覚えていないとデーモンキングの特性、ドルマ系のコツの意味がないため、消さずに引き継ぐようにしよう。

「漆黒のツメ」は必須特技という程ではないものの、相手のPTが呪文対策をとってきた際に、物理攻撃の手段として残しておく事を推奨する。また、「漆黒のツメ」は一定確率で呪文耐性を下げる効果があるため、「漆黒のツメ」をした後に、「イオナズン」「ドルモーア」を打つのも戦略の一つ。

「ザオリク」を覚える事を活かして究極転生への道に特化したモンスターとして育成するのであれば、「漆黒のツメ」を消そう。

使い道

闘技場

特技・特性・耐性は申し分ないのだが、優秀過ぎる特技のバリエーションも最大MPが高くない事で、足を引っ張られる。デーモンキングを闘技場で使用する際は、コンセプトを明確にしておきたいところだ。

やはり、純正「ザオリク」持ちという事で、「てんのもんばん」「オーガキング」「メタルカイザー」など、壁モンスターと併用したザオリク要員としてのポジションが魅力的ではあるが、ザオリクは最大で2回までしか唱える事ができない。しかも、唱え終わった後は、MPがなくなってしまっているので、長期戦は危険である。

仮に作戦を「いのちだいじに」にして、ザオリク要員として使用するのであれば、短期決戦が望ましい。

また、場合にもよるが「ザオリク」の使用回数は1回までと決めてしまって、1ターン目は他のモンスターで「ピオリム」を唱えて、デーモンキングが壁モンスターをザオリクで復活させ、2ターン目から「イオナズン」「ドルモーア」で攻撃に転じよう。

デーモンキングを攻撃参加させるのであれば、イオ系のドルマ系の最上位攻撃呪文を2種類覚えている事が強みだ。特に、ドルマ系を弱点にしているデンガー、グランシーザーなどのモンスターが相手にいれば、迷わず「ドルモーア」を唱えよう。

威力が上がっているし、消費MPも半分なので、何のためらいもなく打てるだろう。

ドルマ系を弱点にしているわけではないが、ドルマ系はゴールデンスライムに等倍で通るので、ゴールデンスライム対策にも有効だ。

中途半端にザオリク要員にしたらすぐに使いものにならなくなるし、かと言って純正ザオリクは活かしたいという、優秀である事に間違いはないが使い方が非常に困るモンスターだ。

究極転生への道

特技で「ザオリク」「ドルモーア」を覚えるという点で、究極転生への道で使用できるモンスターと言えるだろう。究極転生への道の推奨モンスターと呼べる程のモンスターではないかもしれないが、最適なモンスターが他にいない場合は連れて行っても良い。

最大MPの低さが気になるので「ザオリク」はあくまでも痛恨の一撃などを食らった際の保険として、あまり使わない前提の気持ちでいよう。

ドルマ系のコツとドルモーアを活かせば、ドルマ系を弱点としているモンスターはいないが、攻撃手段としては上等。「ごくらくちょう」「さそりアーマー」「Sキラーマシン」を倒すのに使える呪文である。

更に究極転生への道に適したモンスターにするためには「漆黒のツメ」を消して、「ライデイン」を覚えさせると良いだろう。

また、闘技場の項でも挙げたように、デーモンキングは耐性が優秀である。特に、メラ系・ヒャド系・ギラ系を無効ではないものの、半減にするのは心強い。

具体的には、ブラックドラゴンの「こごえるふぶき」、ヘルバトラー・グレートライドンの「はげしいほのお」、Sキラーマシンの「らいじん斬り」が等倍で通らないのは嬉しい。

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