概要

Aランク「グレイトドラゴン」Sランク「ブラックドラゴン」の転生先モンスターがついに追加。昔からDQMSLをプレイしているユーザーにとっては、ついに念願かなったというところか。

「グランシーザー」という名前に聞き覚えがない人も多いだろうが、このモンスターはDQMSLのオリジナルモンスターである。（クインローズもオリジナルモンスター）

ドラゴンクエスト本作の5では、仲間モンスターシステムがあったが、グレイトドラゴンも仲間にする事が可能なモンスターだった。

5でグレイトドラゴンを仲間にした際に付けられる名前が「シーザー」なのである。DQMSLではグレイトドラゴンの転生先のモンスターという扱いのため「グラン」という名前を冠したと推察される。

ブラックドラゴンと言えば優秀な耐性が魅力的であったが、その優秀な耐性も引き継いでいるぞ。

ステータス

グランシーザーLV80時のステータス



ブラックドラゴンの時はAI1回行動だったが、グランシーザーに転生すると特性にAI2回行動がつく。この進歩はかなり大きい。

攻撃力442と高いが、防御力と素早さは少し物足りない。だが、MPは348と高いため白くかがやく息が3回は使用できる計算となる。

賢さは低いが、究極転生への道に連れていく以外では呪文はほぼ使用しないため問題ないだろう。

特技にデイン系の最上位息特技である「白くかがやく息」を覚えるため、自身のリーダー特性との相性もバッチシだ。

幻魔四天王の1人、カカロンの代名詞的な特技である「シャインスコール」も覚えるため、デイン系に耐性のあるPTが相手の場合はこちらの特技を使用する事となる。

耐性は圧巻の、メラ・ヒャド・ギラ・デインを無効化。バギ・イオが等倍でドルマ系が弱点である。ドルマ系が弱点なところ以外は、魔王並に優秀な耐性だと言えるだろう。ブラックドラゴンの時はデイン系が弱点ではあったが、聖なる竜へと成長した事によって、無効化の耐性がついた。

ドルマ系が弱点のため、開幕メタルカイザーのドルモーアの餌食になりがち。また、はめつのししゃのデスファイアにも気を付けよう。

ガチャ・リセマラ当たり度

SSランクが揃い切っていない場合は、十分な当たりモンスターだ。また、揃っている場合でも息PTを目指しているのであれば、入れる価値のあるモンスターである。

おすすめ特技

「白くかがやく息」「シャインスコール」だけで闘技場では十分考える。最上位息特技がもう1つ欲しかったところだが、持っていないものは仕方がない。

あと2つの特技枠についてだが、ブラックドラゴンとグレイトドラゴンの特技は微妙なものが多い。「こごえるふぶき」を残しても良いが、闘技場ランク7の闘いでは威力が弱いのが難点。

「マホカンタ」を残して呪文対策をとっても良いかもしれないが、中々マホカンタを使用している暇もないかもしれない。

攻撃力を活かして「ふうじん斬り」を覚えさせている人も多いようである。

使い道

闘技場

立ち回り方としては、まず最優先に「白くかがやく息」を使用する事である。しんりゅうのように最上位息を2種類持っているわけではないので、このデイン系のブレス一択となってしまう。

もう1つの特技である「シャインスコール」は敵全体にダメージを与えて一定確率でマヌーサ状態にするというもの。相手PTがデイン系に耐性のあるモンスターが多い場合は、こちらの特技を使用した方が良い。

特に盾モンスターである「てんのもんばん」を有していた場合、このモンスターはデイン系を無効化とするため、実質使用するだけ無駄になってしまう。この場合だと、優先的にシャインスコールに切り替えよう。

ただし、「グランシーザー」は素早さが低いため、順番が回ってくるまでに他のモンスターで「てんのもんばん」を落とせるのであれば「白くかがやく息」を使っても良いが、リスクが残るのは否めない。

魔王系モンスターでいうと、魔剣士ピサロと大魔王ミルドラースはデインが等倍で通るため、白くかがやく息は驚異である。

また、相手が物理系PTの場合は、デイン系耐性がない場合でもシャインスコールを放っても良い。マヌーサ効果は一定確率ではあるが、入ってしまうと相手にとっては相当厄介な効果となるだろう。

前述したように、グランシーザーはメラ・ヒャド・ギラ・デインを無効化とする優秀な耐性を備えている。「しゃくねつ」「かがやく息」「白くかがやく息」などの最上位息が効かないのは心強い。

しかしながら、唯一の弱点とも言えるドルマ系に弱いのが難点。素早さの高いメタルカイザーの「ドルモーア」でHPをかなり削られてしまう。

究極転生への道

グランシーザーは、究極転生への道に連れていけなさそうなモンスターではあるが、耐性が優秀な事から実は連れていけるモンスターだ。

「白くかがやく息」「シャインスコール」固定で、他に残さないといけない特技もないため、「ライデイン」「ベホイミ」あたりを覚えさせると十分通用するぞ。

また、ブラックドラゴン時代から最大MPの高さは注目されている。グランシーザーもMPが348もあるので、余程の事がない限りはガス欠を起こさないだろう。

ただし、賢さが低いため「ライデイン」「ドルクマ」のダメージ量、「ベホイミ」の回復量に不安が残るところ。

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