GREEで提供予定のスクエニ『ミリオンアーサー エクスタシス』が「18歳以上限定」で話題に

GREEで提供予定のスクエニ『ミリオンアーサーエクスタシス』が「18歳以上限定」で話題に

ゲーム

2015/02/19

記事の詳細

GREEで提供予定のスクエニ『ミリオンアーサーエクスタシス』が「18歳以上」限定!?

このページの目次

1 概要
- 1.1 乖離性MA（ミリオンアーサー）
- 1.2 GREE
2 まとめ

概要

ゲームソフトメーカー大手のスクウェア・エニックスが「18歳以上」という年齢制限付きのゲームを発表して、話題となっている。

スクウェア・エニックスと言えば「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」「キングダムハーツ」「ブレイブリーデフォルト」など、RPGを中心にゲーム業界で様々な金字塔を打ち立てている会社だ。

近年は駄作が多く叩かれている事も多いが、スマートフォンをプラットフォームにした、DQMSL（ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト）や、オンラインゲーム「ドラゴンクエストⅩ」「ファイナルファンタジー14」の月額課金などの好調もあってか、株価は数年ぶりに2000円台を超えている。

今回発表された「ミリオンアーサーエクスタシス」は、あのGREEをプラットフォームにして提供される予定だ。

公式サイトを確認してみると、「18歳未満のユーザーによるゲームプレイはできません」と注釈が記載されており、この一言が人々の注目を集めている。

詳細を詳しく知りたい人は、下記のページを見てみると良いだろう。
スクウェア・エニックス、『ミリオンアーサーエクスタシス』発表。GREE基準の18禁ゲーム。

上記サイトにも記載されているが「18歳以上」という風に限定されているのは、「エロ要素」と断言できない点にある。

暴力的な表現が含まれるコンテンツにも「18歳未満はプレイできない」という制約が加えられる事は珍しくない。

乖離性MA（ミリオンアーサー）

この『ミリオンアーサーエクスタシス』は、元々スクエニが提供していた、乖離性MA（ミリオンアーサー）というスマートフォンネイティブアプリの「続編」もしくは「スピンオフ」的な作品だと推測される。（おそらく後者ではないだろうか。）

乖離性MA（ミリオンアーサー）はネイティブアプリなので、当然App StoreやGoogle Playなど公式ストアでダウンロードする事が可能だ。

App StoreならびにGoogle Playでは、「エロ要素」や「暴力的表現」を持つアプリケーションはダウンロードする事ができない。

スクウェア・エニックスがプラットフォームをネイティブアプリケーションではなく、GREEに移した理由は正しくここにあると考えるべきだとは思うが、当のGREEもアダルト表現を積極的に行っている会社ではない。

先日『フラワーナイトガール』の「じゃぶじゃぶ騒動」で一躍話題となったDMM.comなどでは、ブラウザでゲームをプレイさせる事によってアダルトゲームの提供を行っているが、決して優しい表現ではない。（だからこその、ブラウザゲームとしての提供なのだが…。）

GREE

今でこそ『パズル＆ドラゴンズ』や『モンスターストライク』などのネイティブアプリが時代を席巻しているが、GREEがどういったゲームを提供しているのか、覚えているだろうか？

フィーチャーフォンをターゲットにした「探検ドリランド」などが代表作の会社である。ジャニーズ事務所所属のTOKIOがCMに出演していたという事で、プレイ経験がない人でも知っている人が多いだろう。

GREEが提供していたゲームは、スマートフォンでもプレイできるものの、ネイティブアプリと比較すると操作が単純なため、廃れていってしまった印象がある。

GREEがDMM.comのような路線に走るとは到底思えないが、「ネイティブアプリではできない事」「ブラウザゲームだからできる事」「GREEプラットフォームだからできる事」を活かして展開する事ができれば、現状っを打破する事が可能かもしれない。