ソニー、新コンセプトの腕時計「wena wrist」

デザイン

　wena wrist　ソニー

2015/09/3

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このページの目次

1 概要
2 厳選された3つの機能
3 まとめ
4 リンク

概要

ソニーの新規事業創出プログラムの新プロジェクトとして、2015年8月31日に発表された腕時計「wena wrist（ウェナリスト）」。そのクラウドファンディングが開始されている。

「wear electronics naturally（自然に身につけられるテクノロジー）」という新しいコンセプトの元に開発された。

機能を厳選することで従来のスマートウォッチのように複雑化せず、シンプルに利用できることを重視し、そこにデジタルテクノロジーを融合させるという独自のアプローチを提案している。

そのため、見た目やヘッド部は普通の腕時計でありながら、バンド部に「FeliCa」「通知機能」「活動量計」が搭載されている。

各種機能は専用アプリ

目標支援額1000万円だが、9月2日の時点で3450万円集まっており、目標額を大きく上回る出資があった。

3万9800円から6万9800円までのコースがあり、「¥54,800コース」「¥59,800コース」「¥69,800コース」（各種税込）のチケットは売切れており、後日追加チケットが出されるという。

発送予定は2016年3月以降となっている。

厳選された3つの機能

電子マネー機能

wena wristのバンド部には「FeliCa」が搭載されており、手首をFeliCaリーダーにかざすだけでおサイフケータイとして利用することができる。

楽天EdyやiD決済、QUICPayなどに対応しており、順次拡大予定となっている。

腕時計として身に付けているので、ポケットから取り出す必要もなく、スムーズに会計が可能だ。

利用にはApp Store にて「おサイフリンク」というアプリをスマートフォンにインストールする必要がある。

通知機能

Bluetoothでスマートフォンと連動させることで、電話やメールといった必要なことだけを振動と光で通知してくれる。

それぞれの振動パターンやLEDのカラーも自分で設定可能だ。

ログ機能

wena wristには活動量計が搭載されている。

こちらもBluetoothでスマートフォンを連動させることで、一日の歩数や消費カロリーといったことを専用アプリで確認が可能だ。

まとめ

最近のガジェットとしてはシンプルな機能で、見た目は普通の腕時計となんら変わらない。

ムーブメントやヘッド部はシチズン時計株式会社が設計・製造を行っているので腕時計としても高級感のあるしっかりとしたものになっている。

バンド部だけで機能が完結していることを利用して、今後は様々なタイプの時計とコラボもしたいと開発者は語る。