概要

「私達のfc2動画」がピンチか。 京都府警察本部が、fc2動画会員に対してわいせつな動画を配信したとして、大阪のインターネット関連会社を捜索している、との事。

性行為ライブ配信を手助け容疑　「ＦＣ２」運営か、大阪の会社を捜索

これまで、fc2はアメリカに本社があるとして、日本の法律を免れてきていたのだが、実質的運営会社は、日本の大阪にあるこの会社である可能性が浮上してきた。

インターネットに関しては、ドメインやサーバーの場所などによって、国内の法律の適用が難しいケースがあるが、日本の会社が運営しているとなれば、話は変わってくるのかもしれない。

この「わいせつな動画」についてだが、素人が無修正の動画を配信しているケースがある「fc2ライブ」などは、人気コンテンツである。

ただの動画ではなく、ライブチャット形式でエロ動画が配信されるため、生でリアルな臨場感を味わう事ができる。

また、チャット形式なため、こちらの発言に対して女の子が反応してくれるなど「身近さ」を感じれるのだ。

今回fc2動画の実質的運営会社として、この大阪のインターネット関連会社が逮捕・起訴されれば、今後のfc2動画やfc2ライブの運営が危ぶまれる事もあるだろう。

fc2とは？

FC2は、Webに関連する様々なサービスを提供する大型Webサービスサイトで、今回のfc2動画やfc2ライブは、この中でも人気のサービス。

変わらないデザインで、多種多様のサービスを安価（無料のケースも）で提供してくれるため、本家を食う事もある。

基本的には2番煎じ的なサービスの展開の仕方が多いのが特徴と言える。例えば、fc2ライブもその他ライブチャットよりも先に展開されていたわけではないが、「無修正動画」が見れるとあって人気である。

ここ1年で注目を集めているのが「fc2まとめ」である。NAVERまとめの流行にあやかっている感は否めないがアダルトやアフィリエイトリンクが容認されているため、本家で実現できないようなまとめを作成できるため、一部アフィリエイターからは人気だ。

先に述べたように、FC2の本社そのものはアメリカにあり、日本の法律の適用が難しいと以前から指摘されていたが、今回の捜索でどのような結果になるのか注目だ。

また、海外に本社がある事から、その存在は謎に包まれており、FC2という謎の会社に関する考察記事は人気が出る。

「FC2」と呼ばれる謎の会社まとめ

このまとめには、ライブチャット配信などのコンテンツから、あまり宜しくない裏企業との繋がりが強いとして、懸念の文章が記載されている。

とは言え、元々の主軸のサービスである「ブログ」の訪問者数は「アメブロ」や「ライブドアブログ」を抑えて堂々の1位に輝いており、大型サービスである事に違いない。

ライブチャットについて

ライブチャットについて、もう少し詳しく説明したいと思う。今でこそメジャーになっているniconicoのニコ生やツイキャス、ユーストなどの動画配信のようなサービスだと思ってもらえれば、問題はないだろう。

ここで問題になっているのは、fc2ライブの中で身体の陰部がモロに露出されていたり、性行為を映し出したりしている点にある。

ユーザーがライブチャットを閲覧するためにはポイントを購入する必要がある。ポイントの購入方法は、クレジットカード決済や銀行振込などが用意されている。

FC2ポイント・決済に関して

クレジットカード決済に対応している事から、決済がしやすい。「イイトコロ」なのにあと数分で動画が見れなくなってしまう、という状況に陥ったとしても、クレジットカード決済であれば数クリックでポイントを追加購入する事ができる。

一部がfc2に入り、動画配信者もお金を儲ける事ができる、という寸法だ。噂話のレベルだが、エロ動画を配信する事により月収数百万稼ぐ配信者もいるようである。

配信した生動画を保存しておき、今度はfc2コンテンツマーケットでダウンロード販売をするという、一石二鳥な方法もとられている。

動画の配信は素人だけではなく、風俗関係者が組織ぐるみで配信しているケースも増えているようだ。

まとめ

fc2ライブのような無法地帯を許してはいけないが、陰部にモザイクをかけるのが必要な国は、少数派である。

外国では児童ポルノの規制が厳しい分、陰部の露出に関しては日本よりも緩い。

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