概要

この度の「まほうの地図ふくびき」騒動。
グラフィックが射幸心を煽っているかのようで問題視されていましたが、今回の騒動はそれだけではありません。

これには、ドラクエシリーズで有名なあのモンスターが関係しているのです。
モンスター？いや、失礼。

あの偉大なる魔王が関係しているのです。

竜王（りゅうおう）

これまでの『ドラゴンクエストモンスターズ シリーズ』でも登場してきた本編の歴代の魔王。

今作の『スーパーライト』では、あのドラゴンクエストⅠで私達を苦しめた「竜王（りゅうおう）」が登場します。

登場しますとは言っても「まほうの地図ふくびき」で最も難易度の高いSランクの地図をGETしなければいけません。もちろん、Sランクのモンスターも複数いるわけで、必ずしも竜王（りゅうおう）を入手できるとは限らないのです。

りゅうおうの姿は王の姿とまさしく竜になっている姿の2パターンありますが、「まほうの地図ふくびき」で入手できるのは第一形態の方です。

公式で確率アップを「りゅうおう」の入手確率をうたっている

ドラクエファンであれば「りゅうおう」は喉から手が出る程欲しいモンスター。ドラクエは今までの歴史が長いため、キャラが立っていていいですね。ユーザーがすぐ欲しがるのですから。

リリース記念として、「りゅうおう」の入手確率アップキャンペーンを実施していました。開催期間は2014年1月23日（木）～2014年1月31日（金）までです。

先月末にリリースしてから、その月いっぱいキャンペーンをしていたわけです。

すぐさまこのアプリは100万ダウンロードを突破しました。わずか4日間です。
そして、2月現在は200万ダウンロードを突破しています。

りゅうおうの破壊力は抜群です。
「りゅうおう」というモンスターを設定して確率アップのキャンペーンを実施するだけで、ユーザーがどんどん課金してくれるじゃありませんか。

「世界の半分はいらない！それよりもりゅうおうが欲しい！」
と言わんばかりのファンの熱意が伝わってきます。

これが、今回のスクエニは有料ガチャ騒動に発展した一つの要因であると推測しています。

と言いながらも、スクウェア・エニックスの今作のプロモーション方法が間違っているとは思いません。

これまでもスクエニは「モンスターズ」をスマホのゲームブランドとして確立させようとしてきましたが、失敗しています。

「りゅうおう」という人気モンスターでプロモーションを仕掛ける事は、戦略としては正解なのです。

ですので、要因の一つは「りゅうおう」である事に間違いはありませんが、問題という程でもなかったのです。

落ち度があった点を挙げるのであれば、やはり地図をタッチする際のグラフィックでしょう。

竜王（りゅうおう）のステータス詳細

下記が竜王（りゅうおう）のステータス詳細です。

幻とも釣りとも言える程の入手何度

2ちゃんねるなどを見ても、りゅうおう（竜王）が出ないという声が多く、「本当に出るのか」という疑いの意見まで挙がりました。

また、様々な攻略サイトも画像や動画を交えてりゅうおうを入手する挑戦を紹介しています。

無料アプリ「ドラゴンクエストモンスターズ　スーパーライト」レアガチャで「りゅうおう」出すぞ

ふくびきでりゅうおうを出すまでの過程を紹介している動画。
何回か「まほうの地図ふくびき」に挑戦しますが、結局りゅうおうを出ず。

代わりにAランクの『ローズダンス』を入手しています。
ガッカリしていますが、『ローズダンス』でも羨ましいと思ってしまう私。

話は変わりますが、アップ主さんが面白い。

【DQMSL】金の地図ふくびき60回ひいてみた!ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト 実況プレイ 番外編

こちらは金の地図ふくびきを60回引いている超強者の動画です。
正確には60回以上引いているらしく、りゅうおうが出るまで引く！と意気込んでいます。

アップ主さんの声がとても良いですね。低いトーンで聞きやすいです。
また、他のアップロード主さんとは違って、とても丁寧に「まほうの地図ふくびき」の説明をされています。

例えば、この『DQMSL』はAランクやSランクのモンスターがいた方が確かに戦闘は楽になりますが、低ランクのモンスターだけでも十分に進める事ができます。
その辺りのゲームバランスの事情を、小さなお子様向けに冒頭で説明しているのです。

ただ目立ちたいだけの動画が多い中で、素晴らしい心がけですね。
結果を言ってしまうと、最終的にりゅうおうは入手できません。

これだけの数を引いてもりゅうおうを入手出来なかったんです。どれだけ低確率なのかがわかります。

【ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト】DQMSL １０連 金の地図ふくびき祭り 完結編！～そして伝説へ～

この動画はりゅうおうを追い求めて「まほうの地図ふくびき」を繰り返す、ロマン溢れる動画になっています。

こちらもかなりの数のふくびきを引いたそうで、その数なんと66回。皆すごくお金をかけていますね。

ドラマ仕立ての動画になっており、りゅうおうがどれだけ人々に愛されるモンスターなのか、欲しがられるモンスターなのかを再認識する事のできる動画です。

まとめ

ガチャの騒動に発展する程、人々が欲しがる竜王（りゅうおう）。
え？お前は欲しくないのかって？

当然めちゃめちゃ欲しいです。
大金をつぎ込んでガチャをしてる動画を見て感覚が麻痺してきました。
課金をしないと決めていたのですが、数日以内にしているかもしれません。

しかし、アップデートがきて『SS』クラスが追加されれば、渦中の竜王（りゅうおう）もヲワコンとなるでしょう。

どうせりゅうおうの第2形態がくるのだから…。

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