【L’Arc〜en〜Ciel】ラルクはメンバー全員が作曲センスを持っている天才バンド！ラルクが売れ続ける理由とは？

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2013/10/29

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【L'Arc〜en〜Ciel】ラルクはメンバー全員が作曲センスを持っている！ラルクが売れ続ける理由とは？

このページの目次

1 概要
2 メンバーの作風
3 まとめ

概要

ラルクは日本の音楽業界において非常に長い間高い人気を誇っており、トップバンドの地位を築いています。ゲームの世界から飛び出してきたようなhydeのカリスマ性だけではながく、最大の人気の理由は「楽曲の良さ」にあります。

ビジュアルが良いだけでは、例え売れたとしても一発屋で終わってしまうでしょう。現に、バンドメンバーのビジュアルが良いバンドは、数多く現れましたがその多くが現在では姿を見かけません。

90年代後期から2000年代初期に比べると、一般層にまで広まる程の熱はなくなっているのは事実です。
「昔の曲の方が良かった。」
「初期の曲なら知ってる。ラルクと言えばWinter fallでしょ？」
などの声をよく耳にします。

あの時は音楽業界全体が盛り上がっていて、そういった人達が「ラルクだけを聴かなくなった」とは到底思えません。
おそらく、そういう層の人は他のアーティストの曲も聴かなくなった人が多いと思います。

ラルクを知っている人ならば、初期だけ良曲揃いなわけではないと感じている人が多いと思います。
それだけ、L’Arc〜en〜Cielはコンスタントに良い曲をリリースしています。

今日は、なぜラルクに良い曲が多いのかを記事にしたいと思います。

良曲が多い理由

ラルクの良い曲が多い理由に、「楽曲の幅が広い」事にあります。リリースする曲が一本調子ではファンに飽きられてしまいます。

アップテンポの曲があるからこそ、バラードが活きるのであって、いつもバラードを歌われても感動する事はありません。

逆に言えば、バラードがあるこどアップテンポでノれるわけですから、リリースするシングルやアルバムのセットリストなどは非常に重要になるのですね。

楽曲の幅が広い理由

もう少し掘り下げてみましょう。
良曲が多い理由に「楽曲の幅が広い」という点を挙げましたが、なぜ楽曲の幅が広いのでしょうか？

それは、メンバーそれぞれに作曲センスがあり、それぞれ作風が異なるためです。どんなに天才的な作曲家でも、やはり作った人が同じであれば、どこか似たり寄ったりの曲になってしまいます。

これは多作家の宿命であり、責められる事ではありません。
それだけ、多作をするためにはインプットを繰り返していかなければいけないのです。

歌詞が良い

少し話がそれますが、作曲はメンバーがそれぞれ行っていますが、曲のほとんどはhydeによる作詞です。

hydeの歌詞は「比喩に比喩を重ねた独特の表現」と言われており、オリジナリティ溢れるものに仕上がっております。

もっと言えば、同時に「わかりづらさ」みたいなものを感じる人も多いわけですが、細かい意味までは理解できないまでも、雰囲気だけで良さを感じる事が出来るのです。
この「わかりづらさ」故に、「hydeの歌詞の良さを一番わかっているのは自分なんだ」とファンに錯覚させる作用もあるのです。

メンバーの作風

メンバーそれぞれの曲の作風を紹介したいと思います。

hyde（ボーカル）

疾走感のあるロックテイストの曲が多い。しかも、聴きづらいロックではなく、独特のキャッチーさをミックスさせている。
ミステリアスさも持っている。

あのHONEYやflowerはhydeによって生み出された。

代表曲

HONEY
HEAVEN’S DRIVE
Driver’s High
flower
Brilliant Years
いばらの涙
さようなら
I’m so happy
永遠
Spirit dreams inside
Killing Me
New World
星空

ken（ギター）

kenは天才として言いようがない。もちろん、他のメンバーもすごいのだが、このメンバーの中で一番の作曲数を誇り、ラルクがコンスタントに良い曲をリリース出来ているのは、kenの功績に他ならない。

ダークでセクシーな「ラルクらしさ」を持っている曲を作る。何より、kenの作るメロディーはhydeの歌詞と非常に相性が良い。

代表曲

虹
winter fall
浸食
花葬
forbidden lover
NEO UNIVERSE
Lies and Truth
Vivid Colors
夏の憂鬱
Caress of Venus
the Fourth Avenue Cafe
fate
LOVE FLIES
LOST HEAVEN
叙情詩

tetsu（ベース）

tetsuは、「聴きやすいラルク」「ポップ調のラルク」を支えている。hydeやkenのような曲だけでは、ラルクの人気がここまで広がる事はなかっただろう。

明るくて軽快なキャッチーなメロディーが得意なのでタイアップ曲に向いている。

代表曲

Pieces
DIVE TO BLUE
snow drop
Blurry Eyes
風にきえないで
あなた
finale
STAY AWAY
READY STEADY GO
瞳の住人
自由への招待
Link

yukihiro（ドラム）

yukihiroはメンバーの中で一番作曲の数が少ないが、これまでにない音をラルクにもたらした人。実は、元々1998～2000年の間はラルクのリミックスを担当していた。

打ち込みや電子音を好み、クラブ・ミュージック、テクノ、ハウスのようなテイストが得意。ドラマーならではの趣向と言えるだろう。

代表曲

trick
get out from the shell
a swell in the sun
REVELATION
New World

まとめ

それぞれの代表曲を見ていると、メンバーそれぞれがヒット曲を生み出しているのがわかると思います。
天才的な作曲家がいるバンドもすごいと思うのですが、一人に依存してしまうとどこかで限界が来てしまうのではないでしょうか。

ラルクの場合は全員が「天才的な作曲家であり、それはメンバーそれぞれが平行してソロ活動も頑張っているからだと思います。

これからも名曲を世に生み出してほしいですね。