デアゴスティーニの「週刊 マイ3Dプリンター」が全国発売決定

デアゴスティーニの「週刊マイ3Dプリンター」が全国発売決定

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2014/10/30

記事の詳細

このページの目次

1 概要
2 3Dプリンターとは
3 まとめ

概要

デアゴスティーニ・ジャパンは「予想をはるかに超える反響があった」ため、一部地域で先行発売していた「週刊マイ3Dプリンター」を全国展開すると発表。

これは毎号付属する「3Dプリンター」のパーツを集めると最終号で完成するというもの。

なお、付属する3Dプリンターの組立てには特別な工具を必要とせず、ドライバーとレンチだけで組み立てられるようだ。

完成予定の3Dプリンターは「idbox!」で、国内メーカーの設計・デザインで、信頼性も高いとのこと。

3Dプリンターの操作に必要な図形のテンプレートも提供され、「3D CAD」と「3DCG」のソフトウェアの操作やメンテナンスの方法といったものから、3Dプリンターの基本操作を図解で学べる。

モデリング（3Dデータの作成）に必要なソフトウェアも提供されるという至れり尽くせりな内容だ。

全国版の発売日は2015年1月5日で毎週火曜日発売となる。

価格は創刊号は特別価格999円(税込)。
第2号以降は通常価格となり、価格は1,998円(税込)。
全55号の約1年で完結となる。

全国書店かデアゴスティーニ公式サイトで購入できる。下記が完成予定の3Dプリンター「idbox!」のスぺックとなる。

本体サイズ：250(幅)x250(奥行)x270(高さ)mm
重量：約5Kg
造形方式：熱溶解積層法
最大造形サイズ：150(幅)x130(奥行)x100(高さ)mm
ノズル径：0.4mm
積層ピッチ：0.1mm
造形スピード：100mm毎秒(推奨スピードは出力物によって変わります)
フィラメント※/サイズ：PLA樹脂、ABS樹脂＊各1.75mm
対応OS：Windows7以上、Mac OS X　/　対応3Dプリントソフト：Repetier Host(idbox!カスタマイズ版)

素材や消耗品はデアゴスティーニ公式サイトで販売予定。

デアゴスティーニ・ジャパン公式サイト

3Dプリンターとは

3Dプリンターは、3DCAD、3DCGデータを元に立体を造形する機器だ。

基本的な仕組みは、コンピュータ上で作成した3Dデータを設計図として、断面形状を積層していくことで立体物を作成する。

液状の樹脂に紫外線などを照射し少しずつ硬化させていく「インクジェット方式」、熱で融解した樹脂を少しずつ積み重ねていく「熱溶解積層法」、粉末の樹脂に接着剤を吹きつけていく「粉末固着方式」など、メーカーや機種によって作成方法が違う。

製造業以外でも建築・医療・教育・先端研究など幅広い分野で活躍している。テストパーツの作成に3Dプリンターを使用して、完成形のイメージをしやすくする。

例えば、3Dプリンターがあれば実際に「サンプル」を離れた相手に送らなくても、データを送るだけで済む。

3Dプリンターはデータから樹脂などで立体物を作成するので、誰が何個作っても毎回同じ物が出来る。

近年では精度も更に向上し、複数の材料を使用して、カラー造型も可能になった。将来的にはクォリティも更に上がるだろう。

まとめ

登場以来、何かと注目を集めている3Dプリンター。
最終的には結構な金額になるが、気になっている人はこれを機に購読してみてはどうだろうか。

ただし、デアゴスティーニの週刊誌・月刊誌を購読し続けるには、それなりの時間と忍耐が必要なので一筋縄ではいかない。

確実に完成させたいのなら公式サイトで定期購読を申し込もう。

3Dプリンターで凶器を作成して逮捕されている事件も起きている。くれぐれも法的に問題のあるものは作成しないようにお願いしたい。